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( ^ω^)の全てが終わったようです

1 : :2006/07/07(金) 01:08:35.56 ID:uc+xwIDw0
ゆらりゆらりとゆれる影
我が向かうは地獄の入り口?
されど開けばそこは天国
勇気を持っていざ行かん
最初の一歩が全ての始まり
prologue
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/07(金) 01:10:07.59 ID:uc+xwIDw0
カランコロンカランコロン
下駄が音を響かせる
それは生与える音?
それとも生狩る音?
カランコロンカランコロン
下駄の音が近づいてくる
どちらでもかまわない
生きようが 死のうが
カランコロンカラン…
足音が止まる
だって僕は見切ったから
この世界を
そしてこの視界はゴトリという鈍い音と共に暗闇に包まれた
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/07(金) 01:11:19.45 ID:uc+xwIDw0
◆
キッカケはなんだったんだろう。
簡単な事だったのような気もするし、とてつもなく難しいことだった気もする
いまいちあいまいな記憶
だが答えが出なくても別にいい、単なる暇つぶしなのだから
全てにおいて、工程には始まりと終わりがある
始まりは突然訪れた
何がキッカケで?
じゃあ終わりはいつ訪れる?
何がキッカケで?
そんな事は考えてもわかるはずが無かった。
「ま、いいお。終わった終わった」
手に握られているのはナイフ
アーミーナイフとでも呼ぶのだろうか。キラリと光に反射し
光るそのナイフはそれだけで切れ味を映し出しているような気がする。
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/07(金) 01:11:51.60 ID:uc+xwIDw0
「うん。まぁまぁだお・・・」
空にかざすように刃を確認し、少年は一人呟く
そして、そのまま腰に携えている鞘に収めると立ち上がった
一つ始めれば全ては同じ
一つ狂えば全ても狂う
カラン・コロン・カラン・コロン
下駄の音が響く
廃墟のような荒れたこの場所に酷く不釣合いのその音は
少年の近くまで来ると足を止めた
「準備はできたの?」
その問に、少年はコクリと頷くだけで返事をした
「そう・・・後悔してない?」
何に対する後悔なのだろう
しかし少年はただ笑った
否定することもなく肯定することもなく
ただ 笑った
「・・・ならいきましょ」
6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/07(金) 01:12:21.12 ID:uc+xwIDw0
カラン、コロン、カラン、コロン
下駄の音に続いて
カツ、カツ、カツ、カツ
靴の足音が響く
それはまるで、何かを演奏しているかのようで
とても悲しい音楽に聞こえた
人を恨めば人一人
崩れるように崩壊し
貴方に対する鬼とならん
人を怨めば人二人
壊れるように崩壊し
貴方に対する悪魔とならん
人を憎めば全員が
狂ったように崩壊し
貴方に対する悪とならん
prologue End

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